9 無題ドキュメント

2010年12月4日
「率直に違和感」
今日のひとコマ


今第4回定例会中ですが、選挙が近いこともあり、最近私には何と無く議会の場が変容しているように感じます。

議会では議案審査においては行政や議員が提案した議案等について議論、審査し、最終的にはその賛否を発表するわけですが、最近はその意見表明の際にその議案そのものの意見よりも「私はこういう取り組みが先だと思う。」や「私はこういう事を過去に提案しました。」などといった賛否よりもどちらかというと自論の方、自己アピールの方に力点をおいて発言するような風潮が強い様に感じています。
それも特に議員の身分に関わる問題や提案の際にそのような風潮を感じることが多いです。

30日にも私たちの期末手当の削減についての議員提案議案(私も提案者の一人)がありましたが、その際にもその議案の賛否よりも「自分は議員定数削減を考えている。」「自分たちは期末手当全廃を主張し過去に提案をした。」「交渉会派で構成する幹事長会の在り方がおかしい。」などといった議案に直接的には関係のない自分たちの主張を強くいう姿に私は率直に違和感を感じました。

では私がどの部分に違和感を感じたかというと、私は議会というのは「議員が集って会議をする場」だと思っています。
そしてその会議には共通のテーマや一定のルールがあると思っています。
議案審査の場合、共通のテーマは議案だと思います。
しかし私には昨今、その議案という共通テーマの存在が薄くなり、それよりもあくまでも自論展開といった風潮、言い換えれば議案に対する意見開陳という場を借りての自己弁論大会の域に近づいているような様に感じることに率直に違和感を覚えました。

議会の議論が活性化することには大いに賛成ですが、それがそれぞれの自己主張大会だけに終わってしまっては何も決まらない、何も生み出さないような気がしてなりません。


杉並区議会議員 とみもと 卓

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