9 無題ドキュメント

2010年12月13日
「第4回定例会閉会 区長の多選自粛条例について その2」
今日のひとコマ


昨日の続きを。

その後、5月の山田区長の突然の辞任、区長選、田中区長誕生、今回の廃止提案と時間が流れました。

私は山田前区長とは議長を2度務めたこともあり、他の議員よりもお話しするケースも多く、また政治理念としては近い位置にあるのでよりお話をするケースも多く、私なりに彼の考え方や人となりを率直な気持ちで見つめてきたという思いがありました。

そんな中、前区長を見ていて彼が本当に途中辞任をして参議院に出馬するという形が、本人が本当に望みベストと思った姿だったのか?という思いが私なりにありました。(当然ご本人はベストと考えられたと思いますので、私のお節介な思いかもしれませんが・・・)

併せてその行動が結果的に杉並区政にどういう影響を与えたのか?ということも考えました。

私の感覚では、前区長は自分で蹴ったボールが自分に跳ね返ってきて怪我をしたような風に見えました。
多選自粛条例によって結果的に自分の政治的進路が狭めてしまうという皮肉な結果になったのではないかという感覚です。

そしてそれは突然の区長選という形で区政の混乱を招き、また併せてその投げ出しイメージにより区民の不興を買う形となりました。
その結果として、山田前区長が強力なリーダーシップで進めてきた、本来なら彼の功績ともいえるプラスの意味での区政改革の評価も下がるような形、現状になってしまったのではないかと強く思いました。

私は議員として地域の方とお話をして感じることに、住民が基礎自治体に望むものに「安心安全なサービスの提供」=「安定感」が大きいのではないかと感じています。
無用の混乱を生じるのでなく、区政が安定的に継承され、発展をしていくそんな姿ではないかと思っています。
逆説的にいうならば、区長の無意味な多選も望んでおらず、時の区長が住民意識をしっかりと把握をして自分の引き時を見極め、時代に上手くつなげていくという事を望んでいるのではないかと思います。

そういう意味で、今回の一連の流れは結果として「区政は捻じ曲がった形」となったのではないかという思いです。
そしてその要因の一つに、今説明してきたように多選自粛条例の存在があったのではないかという思いになったわけです。


杉並区議会議員 とみもと 卓

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